弊社はキムチを製造・販売している会社・工場です。以前は水道水を使用していましたが、ご購入頂いたお客様より「キムチからカルキ臭がする」というクレームを頂戴したことが、水について勉強する機会となりました。今まで何も考えないで使用していた水道水の怖さも学びました。
はじめは電気分解水も検討しましたが、キムチ工場は多量の水を使用するため設備が大きすぎて、投資額も多額となるなど難題が多く発生しました。そんな時、自然回帰水を使用されていた隣のトンカツ店「多喜亭」さんからお話を伺う中、水の質だけでなく、水を通しての「お客様に対する思いの大切さ」をも感じ、自然回帰水の導入を決めました。

しかし、導入後、水道水を自然回帰水に変更してからどんどんとキムチの売り上げが減少しました。余りにも急激な売り上げ減少を懸念されたベンダー（問屋さん）の専務さんに水を変えたことを話すと、自然回帰水をご存知で、自然回帰水が余りにも特別な自然水であるが故にキムチの味に影響を与えていたことがわかりました。そこで、苦労して自然回帰水に合わせた新しい調味料の配合を作りだしたのです。

今では使用する白菜を洗浄する水だけでなく、原材料の洗浄やタレに使用する全ての水に自然回帰水を使用しています。もちろん、化学調味料は一切使用しておりません。
その結果、おかげさまで、白菜の一枚一枚に愛情を込めながら漬けて作り上げた韓国オリジナル “カナモト食品のこだわり・キムチ”は、現在約600店舗以上の大型店舗様、スーパー様でお買い求め頂けるようになりました。

「日本の水道水は世界で一番安全な水である」とある自治体が世界に売り出そうとしておりますが、雨水が何年も掛けて伏流水となった水には絶対敵わないはずです。その伏流水に最も近く自然の水循環の浄化作用をモデルに開発された自然回帰水を工場で使用し、作る人、食べられる人、双方に安全・安心な自然回帰水と出会った事を幸せに思います。